2011年10月20日
突き指
スポーツ全般で多く発生しますが、特に野球、バレーボール、バスケットボール球技種目に多く、中指、薬指での受傷が多いです。重症なものになると靭帯が付着している
骨がはく離骨折してしまう場合もあり、マレットフィンガーが有名です。
肉離れ
筋肉を包む筋膜や筋肉の繊維が部分的に伸びたり切れたりした状態のことをいい、 ウォーミングアップ不足や筋肉が疲れている状態のときに起こりやすいです。
疲労骨折
骨の同じ場所に繰り返し加わる小さな力によって、骨の組織の連続性が断たれ、 不完全または完全に骨折してしまう状態のことを言います。
筋痙攣
筋肉の疲れ、ウォーミングアップ不足やクールダウン不足、発汗によるミネラル不足が原因となって筋肉に痛みと痙攣を引き起こします。
ジャンパー膝
ジャンプ動作の多用により発生する、使いすぎ障害である。ジャンプ、着地を繰り返すうちに膝蓋骨と膝蓋靭帯の付着部分に炎症が発生し、運動時に痛みを感じるようになります。
モートン神経腫
ランニングなどの反復性スポーツ活動やハイヒールをよく履く女性が受けやすいと いわれています。中足骨の間の神経に腫れや痛みが出てきます。
野球肘
骨や筋が未発達な子供に多く、練習のやりすぎや変化球を多く投げることに 起因します。
テニス肘(バックハンドテニス肘、上腕骨外側上顆炎)
テニスなどのスポーツで前腕の伸筋腱群の使いすぎによって、肘の外側上顆部に 炎症を起こしたものです。
ランナー膝
腸脛靭帯炎、膝蓋軟骨軟化症、鵞足炎からなり長距離ランナーに多くみられる。 膝を曲げたりしゃがんだり階段の昇り降りの際に膝の上や裏側に痛みが走ります。
打撲
転倒して打ったり、物と強くぶつかったりしたことによる皮膚や軟部組織(筋肉)の 損傷のことを言います。
骨折
大きな外力によって骨が折れ、痛みや出血を伴う状態を言います。大きく分けて2種類あり皮膚の中で折れているものを閉鎖性骨折、皮膚が開いてしまっているものを開放性骨折といいます。後者は感染の危険があるので注意してください。
むち打ち
強い外力によって首を支えている筋肉が炎症を起こしてしまうもので、首の捻挫と 考えてもらっていいです。
オスグッド
10〜15歳くらいの激しいスポーツの男子に好発する。運動時に脛骨粗面に痛みを 感じます。処置方として運動後のアイシングと大腿四頭筋のストレッチが有効です。